引越し、大掃除、模様替えに家具や家電の買い替え。
要らないものがでたけどどうすればいいの?
大きくわけると不用品の処分方法は3つあります。
1.買取に出す(売却する) 2.市区町村の粗大ごみで出す 3.不用品回収業者に依頼する
他にも寄付などの方法もありますが、基本はこの3つを覚えておけば大丈夫です!
メルカリやヤフオク、買取業者などを利用して売る方法。買い手がつけばお金になるし、あなたの不用品も新しい人が使ってくれるのでとてもエコ。お財布にも地球にも優しい処分方法。
市区町村の自治体が行っている粗大ごみ回収。自治体が回収してくれるものであれば最も安く処分ができる。一度に出せる数が決まっていたり、回収してくれないものもあるのが玉にキズ。
自治体の粗大ごみでは回収してくれないものもお金を払えば回収してくれる。回収場所に運ばなくても自宅に来てくれたり、大型家具の解体をしてくれる業者も。近年増加している悪徳業者に注意。
買取も粗大ごみも不用品回収もやったことないから選び方もわからない…選び方とか、選ぶ方法とかコツってあるの?
簡単に言うと、
1.売れるものは全部買取に。 2.売れないものは粗大ごみ。 3.粗大ごみで回収してくれないものや、手間がかかるものは業者に依頼。
この順番で考えていくと無駄なく処分ができます。もう少し詳しく説明しますね。
ブランド家具や、ブランド物、トレーディングカードやおもちゃ、お酒、年式の新しい(5年位内程度)の家電は買取がおすすめ!小さいものはメルカリやヤフオクで自分で売るのも楽しい。自分で売るのが面倒だったり、家具や家電など大きいものは出張で買い取ってくれる業者にお願いしよう。
売ることができなくて仕方なくゴミにするものは、まず自分が住んでいる自治体の粗大ごみ回収の情報をチェック!ルールを細かくチェックしたり、回収場所まで運び出したり、規定サイズまで自分で解体したり、一度に出せる数が決まっていたりと手間はかかるが、とにかく安く処分が可能!
売れないし、自治体の粗大ごみでも回収してくれない時は専門業者に依頼しましょう。引越しなどで一度に大量の不要品が出た場合や、自力では運び出せない大型もの、分別や解体ができないときも役立ちます。とにかく早く、楽に、確実に処分するのであれば不用品回収業者への依頼がおすすめ。
よし!じゃあまずは要らない冷蔵庫をメルカリに出品だ! あと売れるかわからないけど、この汚い邪魔な机もヤフオクで売ろう。 それから古いテレビも売ろうかな。
ちょっと待って!その冷蔵庫は自分で運べるの?大型品の送料は計算した?売れないものをいつまでもとっておいたら部屋は片付かないから断捨離も必要だよ。
大型のものだけでなく、小さなものも郵送する場合は梱包が意外と大変。傷や破損はクレームのもと。買い手から値引き交渉や同じ質問が何回も来たりという苦労を乗り越え得たお金は果たして労力に見合っていたのでしょうか…
無事に買い手が見つかり、いざ発送!商品を守るためのプチプチ(緩衝材)を買わなきゃ!雨で濡れないために防水のパッケージも!しっかり梱包して、配送業者に送料を確認!「え、こんなに高いの?」思った以上に経費がかかってしまった。
きっといつかはお金になるはず。誰かが買ってくれるはず。そう期待して待つこと数ヶ月。今日も部屋の隅には邪魔なタンスが置かれています。おしゃれな部屋になる日も遠ざかります。もっと早く見切ればよかったなとタンスを見るたび思います。
大型家電は買取業者に来てもらうことにしたよ!シルバーアクセだけメルカリに出してみる!テレビと机は粗大ゴミに出そうかな。
粗大ごみも要注意!テレビなんかの家電は「家電リサイクル法」と言う法令でリサイクル料金が別途かかったり、そもそも自治体では回収できないなんてこともあるんです。
家電リサイクル法は、環境保護と資源の有効活用を目的として、使用済みの特定家電製品を適切にリサイクルするための法律です。対象となるのは、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコンなどの主に大型家電です。この法律は、これらの家電を捨てる際にリサイクル料金を支払い、指定された回収業者によって回収、リサイクルされるシステムを定めています。メーカーや販売店は回収・リサイクルの義務を負い、消費者はリサイクル料金を負担します。この制度により、資源の再利用が促進され、廃棄物の減少と環境への負担軽減が期待されています。家電リサイクル法は、資源を大切にし、次世代に良い環境を残すために重要な役割を果たしています。
自治体指定の粗大ごみ回収場所が自宅から近くても、大きな不用品を家から運び出すのは大変です。玄関やドアを通らず、分解が必要だったり、ベッドなどは分別のために金属と布を別けなきゃいけないなんてことも。
粗大ごみ回収の意外な落とし穴が一度に回収できる数に制限があること。大量の粗大ごみを出したい場合は回数を別けて出さなければいけません。引越しなど、処分に期日がある場合は特に気をつけたいポイントです。
事前に行政の窓口に連絡をして粗大ごみに出したものの、一部自治体のルールに反する不用品だったので回収してもらえずずっと回収場所に置き去りに…ゴミの放置で近隣トラブルにつながってしまうことも。
自分だけで運び出せれそうなカラーボックスは粗大ゴミでだすことにしたよ!他のものはもう思い切って全部業者に任せる!その分部屋の模様替えに全力を出すよ!
では最後の注意点。不用品回収業者の中には昨今法令違反や環境に配慮しない不用品の投棄などが問題になっていることを知っていますか?ひどい場合だと、依頼する側も罪に問われることがあるんです。さらにはぼったくりのような不当な金額を請求してくる業者がいるというのも事実です。しっかりと信頼できる業者を選ぶことが大切です。
使わなくなった息子の勉強机を業者に依頼して処分してもらったが、とある山に放置されていることが発覚。息子の名前の書いてある机だったのですが、業者とも連絡がつかず、仕方なく自分で回収しにいくことに…
チラシを見て依頼したが、チラシの内容と全く違う高額な請求を受けた。よくわからず依頼したが、作業後にさらに追加料金を請求され、業者の剣幕に負けて払ってしまった。
金額が高かったので断ったが、色々理由をつけて帰らなかった。強く契約を迫られ、怖かったのもあり、時間をかけたくないという思いから仕方なく高額で契約してしまった。
不用品回収業勤務、引越しマニアの筆者が不用品回収のプロ、利用者のプロ、両方の目線で不用品回収業者を徹底比較!安心して利用できる不用品回収業者のみランキング形式で紹介しています。皆さんの業者選びの参考にしてみてください。